SolidWorks(2014,2015)をIntel 8世代CPUでマトモに動かす方法
お久しぶりのブログ更新です!(ブログを更新するのが面倒臭すぎて放置してたなんて言えない)
あんなに長そうだった夏休みがあっという間に終わりそうで,授業やだぁぁぁ!!ずっとサークルのことしてたい!!!!という感じです.皆さんはどうでしたか?楽しい夏になりましたか??
さて皆さん,最近せっかく性能の良いノートパソコンに変えたのにSolidWorks2014,2015の動作が重すぎる!なんてことになったことありませんか?もちろんありますよね!!
というわけで(強引),今回はSolidWorksをマトモに動かす方法を紹介します.長くなるのもマイポリシーに反するので始めちゃいましょう.
まず,SolidWorksを起動させた状態で,タスクマネージャを開いてみましょう.
GPU・GPUエンジンという項目があるはずです.正常にGPUが動いていると,SolidWorksの項目は下の写真の赤丸のように
・GPU n %(n≠0%)
と表示されているはずです.
ですが,Intel CPU8世代内臓のGPU(Intel(R) UHD Graphics U620)ではデフォルトで
・GPU 0 %
・GPU エンジン 無
となっています.
こうなってたら「GPUがこのソフトではたらいてないよ!」っていうことです.
もしGPUが動いてて動作が重い...っていう人は.........
残念スペック不足です!(多分) 新しいパソコンを買いましょう.
※ちなみにGPUの型はGPUはデバイスマネージャーのディスプレイアダプターの項目で確認できます!
なんでこんなことが起きるのかといいますとですね...
もちろんSolidWorks2014/2015がWindowsの最新モデルに対応していないからです!!
そもそも何故こんな記事を書いているかというと,最新版が出ているのにも関わらず3,4年前のソフトを使わせるどこかのクソ大学のせいです.何田大学かは言いませんが.
さて,本題に戻しまして,解決法に入っていきましょう.
❶まずregeditを起動しましょう.
windowsの「スタート」を右クリックし,「ファイル名を指定して実行」をクリックしましょう.そこで「regedit」と打ち込みEnter.するとレジストリエディタを起動するかどうか聞かれますので,「Yes」をクリックしましょう!
何するソフト?と思わずに脳死で起動しましょう.
するとこんな画面が出てきます.
❷GPUをONにする
コンピュータ/HKEY_CURRENT_USER/Software/SolidWorks 20xx(xxは自分のSolidWorksのバージョンです.今回は14か15)/Performance/Graphics/Hardware/Intelとディレクトリをたどりましょう!
ここに対応している(と思われる)Graphics一覧があります.
ここに内蔵されているGPUのキーがないので作っちゃおう!ということです.
Intelを右クリックし,新規→キーを選択,
名前を「Intel(R) UHD Graphics 620」にします.
とこうなります.
ここで,今作ったファイルを右クリックし,新規→DWORD(32ビット値)を選択し,名前を「Workarounds」に変更します.
そしたらWorkaroundsをまたまた右クリック,修正をクリックします!
下のように値のデータに「80408」という魔法の数字を入力してみましょう!
これでまたSolidWorksを動かしてみましょう.
タスクマネージャ上で,SolidWorksのGPUエンジンにGPU 0 -3Dと表示されていたら成功!!
とは限らないんですよね…
これだとSolidworksが動いたり動かなかったりするのです!!!謎!!!
実は魔法の数字は何個かありまして,
80408
80008
40408
40008
60008
60408
31408
30008
30408
値のデータにこの値を順に入れていって,一番SolidWorksがぬるぬる動く番号を見つけましょう!!!
これでうまくいったでしょうか?以上で終わりです!!PCの選定をミスったかと苦悩していた人,早〇〇大学を恨みましょう!!!!
参考文献: https://forum.solidworks.com/thread/211177
協力者:早稲田大学WMMC所属AT君